修学旅行特集

6月4日（水曜）～5日（木曜）の修学旅行について、現地の様子をお知らせします。

予定よりも早めに、学校へ到着しました。帰校式では校長先生から、子どもたちの素敵なエピソードが紹介され、これからの学校生活に経験を活かしていってほしいとお話がありました。今日はゆっくり体を休めてくださいね。お迎えにきていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

予定通りの時刻に、新大阪行きの新幹線に乗り込みました。広島での思い出、どんなものを持って帰ってきてくれるでしょうか。みんなで学校で待っています。

楽しい時間もあっという間に、終わりが見えてきました。フェリーで宮島を離れ、昼食は広島駅付近の「お好み物語」で広島風お好み焼きを食べました。特大の鉄板で、目の前で熱々のお好み焼きを焼いてもらいました。この後、14時頃に新幹線に乗車します。

楽しみにしていたお買い物タイムです。広島・宮島ならではのお土産、どれにしようか迷ってしまいますね。家族や友だち、自分の大事な人に、心こもったお土産を探します。おこづかいのやりくりも、大事な経験です。

散策をしている間に潮が引き、大鳥居のだいぶ近くまで歩いて行けたようです。間近で見ると、ものすごい大きさです!

世界遺産・厳島神社に到着しました。海の潮の満ち引きによって、大きく景色が変わるのが特徴です。今日は少し引き気味のようですね。青い空と青い海に、真っ赤な大鳥居がよく映えます。

一晩お世話になったホテルの皆さんへお礼の挨拶をして、いよいよフェリーに乗り込みました。10分程度のあっという間の船旅です。海の香りも、普段の生活では味わえないものですね。

2日目の広島も、とてもよい天気で朝を迎えました。昨夜はぐっすり眠れたのか、それともドキドキして寝付けなかったのか…どちらでしょう。今日はフェリーで宮島へ渡り、観光やお買い物を楽しみます。実行委員が「家庭科で学習した、栄養バランスの良い朝ご飯をしっかり食べましょう!」と挨拶してくれました。

大広間にみんな集まり、豪華な夕食をいただきました。スタッフの方から、入り口で自ら靴を並べている子がいたことや、できるだけ残さず食べようと頑張っている子がいたことを褒めていただきました。

平和記念公園での学習を終え、本日宿泊するホテルに無事到着しました。入館式を行い、スタッフの方ともご挨拶ができました。ワクワクしながらそれぞれの部屋に入っていく子どもたちの姿が印象的です。

※1日目夕食以降の様子については、明日のホームページで掲載させていただきます。

語り部さんのお話を聞き終わってから、平和記念公園内に多数ある記念碑などを見学しています。先生が作成したメモをヒントにしながら、一つひとつの碑に込められた思いなどを感じとっていきます。原爆ドームを目の前にした時の、何かひんやりとした感覚も味わってくれたでしょうか。

平和記念公園は世界中からたくさんの人たちが訪れます。資料館もかなりの混み具合だったようです。資料館見学のあとは、語り部さん（94歳）のお話を直接聞かせていただきました。爆心地から3．5キロメートルの郊外にある自宅で、広島市の原爆投下のニュースを聞き、翌日2人の姉を探しに広島市内へ入られた経験をお話くださいました。子どもたちは貴重なお話を、メモを取りながら熱心に聞いていました。

平和記念公園に到着し、「原爆の子の像」の前でセレモニーを行いました。折り鶴実行委員の子どもたちが平和の宣言の中で、「自分たちが考える平和とは何か」を自分の言葉で語りました。黙祷を捧げる子どもたちの真剣な様子が伝わったのか、そばにいた外国人観光客の方も一緒に黙祷を捧げていました。

天気は見事な快晴です。伊丹では見かけない路面電車に乗って、原爆ドーム・平和記念公園を目指します。普段乗る機会がなかなかない乗り物が続き、子どもたちもワクワクしていることでしょう。

新幹線に乗り込みました。子どもたちは、トランプをしたりUNOをしたりと、思い思いに楽しんでいます。1時間程度のゆったりした時間です。

バスの遅れなどもなく、無事に新大阪駅に到着しました。このあと9時過ぎに新幹線へ乗車します。

昨日までの雨がピタリと止みました。朝早くから運動場に集合し、出発式の後いよいよ1泊2日の旅がスタートです。保護者の皆さんや職員も、「行ってらっしゃい!」と見送りました。