みんなのアイディア
朝の着替えが早くできるようになったよ 2022年1月
市内の幼稚園でおもしろいカゴを見つけました。
登園してから、朝の身支度に時間がかかってしまう子どもに、「早く支度ができて、早く遊びに行けたらなあ・・・」という先生の思いからできたカゴです。
かごを使うことで、以前より身支度がスムーズになり遊び時間も増えたということです。ナイスアイデアでした。
手指消毒のプッシュ式ディスペンサーにひと工夫 2021年10月
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市内の幼稚園の手指消毒用プッシュ式ディスペンサーです。
幼稚園の子どもたちには、ポンプ一押しで出るアルコールの量が多すぎる・・・
ということで
洗濯ばさみでプッシュする深さを調節してあります。
洗濯ばさみはすぐに外して洗うことができ
テープ等を巻いて調節するより衛生的です。
簡単にできて、子どもも使いやすい、目からうろこのひと工夫です。
ほっと一息、リラックスコーナー 2021年9月
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支援学級のリラックスコーナーです。
決められた課題が終わると、
好きな物を持ってこのコーナーへ。
ほっと一息休憩してから
もう一度課題へ。
・コーナーが壁と棚で区切られていて、パーソナルスペースが守られ落ち着いて過ごせる
・余計な物が無い
・同じ教室で一緒に学習している仲間とは背中合わせになっている為、他の友だちの学習の妨げにもなりにくい
など、先生方の工夫がいっぱいの素敵なコーナーです。
数えてみよう! 算数の教材 2021年7月
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小学校の特別支援学級(2年生)の算数で使っておられました。
数詞と物(カード)とを対応させて個数を正しく数える学習です。
先生が出した数字カードの数字を読み
絵カードを数字の数だけ、木の板に並べていきます。
ポイントは
・絵カードに、児童の好きなキャラクターや物が描かれているところ。
・カードのバリエーションがたくさんあること。実際にはまだまだあります!
↓
先生:「赤は無いよ。」「オレンジじゃない?探してみて。」
児童:「オレンジ。」
等、先生と楽しく会話しながら
めあての好きなキャラクターや物が描かれているカードを次々と探し出して
数の学習をどんどんとすすめていました。
なぞり板の自作 ♪ 2021年7月
ひらがなの形、細部「ね、わ、れ」の違いの認識が視覚的に難しい児童、手先の不器用さから、細かい運筆が苦手な児童に、直接触って線の進行方向や書き順を確認する有効な教材として、なぞり板があります。
100均で売られている材料で自作してみました。
材料は
ポリスチレンのカラーボード(今回は、サイズ450×300×5mmを使用)、ボンド
作り方
1.Wordで作りたい文字や形の型紙を作成する。
↓型紙 形や文字の線の幅は児童の指の大きさに合わせて変更して下さい。
2.型紙をカラーボードに乗せて、カッターナイフで文字や形を切り抜く
3.同じ大きさのボードを重ねてボンドで貼り付ける
4.コントラストが低く図地が見分けにくい場合は、画用紙などで一工夫
5.完成!くり抜いた文字を使って、凸バージョンも作ってみました (^_^)
こんにちは。伊丹市立伊丹特別支援学校教育支援センターです。
私たち教育支援センターでは
1. 巡回相談
2. 学校園等コンサルテーション
3. 特別支援教育実践講座
4. 肢体不自由専門支援
5. 教育相談
の5つの地域支援事業を実施しています。
この「みんなのアイディア」のページでは、
市内幼稚園、小中学校等での先生方の取組
教材、教具のアイディア
学校園等コンサルテーションなどで気付いたこと 等
を随時紹介させて頂きます。
月2回程度の更新を目指していますので、お時間がある時に、ぜひ覗いてみて下さい。
更新日:2022年06月13日