どろどろ、気持ちいいな~
園庭に何だか色の違う場所を発見!
気になって覗きに行ってみるのですが、最初は少し恐る恐る触れている子どももいます。
ところが、指先で“ちょん”と触れてみると、感触が面白かったのか「うわ~」と声をあげながら、どんどんダイナミックになっていきます。
「みてみて~、どろどろの手だよ~!」と誇らしげに手を広げて見せたり、近くの子どもと見せ合いっこをしています。泥の感触が面白いようで、両手を押し付けぐるぐる動かしたり、たくさんつかんではギュッギュッと握ったりしています。腕や顔に泥が飛んでもへっちゃらです。
泥を手にしようとしたその時、ふと目が止まりました。その視線の先を見てみると、泥が掘れて道のようになっていて水が流れていることに気が付いたようです。泥でボコボコしていてなかなかスムーズには流れません。揺れたり、流れが変わったりするごとに、はっとした表情になり、じっと目で追ったり、指を指したりしています。そして、すべての水の流れが止まると、保育者の方へ視線を向け、「みずあった」「すごかった」と伝えてくれましたよ。
泥の感触の不思議さ・面白さ、そして水の動き方など、様々な視点を持っている子どもたちです。