学校長の挨拶

更新日:2025年04月04日

荻野小学校、校長の中江 洋忠(なかえ ひろただ)です。

令和7年度の荻野小学校は、
「笑顔あふれ 明日も行きたい学校 ~かしこく あたたかく たくましく 自立して生きぬく児童の育成~」を学校教育目標に掲げ、子どもたちが、毎日楽しみに登校してくれるよう、また、「かしこく(学びの自立)」「あたたかく(こころの自立)」「たくましく(生活の自立)」 自信にあふれ、学び合い、認め合い、のびゆく子に育ってくれるよう、子どもたちの幸せを最優先に、教職員が一丸となって教育活動を推進するとともに、「カラフルな教育の推進」や「幼保小中の連携促進」、「眠育」に取り組むなど、全ての子どもたちの心身ともに健やかな成長を目指してまいります。

また、今年は創立50周年の節目を迎えます。地域と共にある学校として、学校運営協議会の委員の皆様やご家族、地域の皆様のお力をお借りして、50年の荻野小学校の伝統と文化を引き継ぎ、子どもたちにとって安心安全で活気あふれる学校、地域、保護者の皆様に信頼される魅力ある学校づくりに取り組んでまいります。

今後ともご理解、ご支援賜りますようお願いいたします。

 

 令和7年4月1日

伊丹市立荻野小学校長

中江 洋忠

 

【荻野小学校自慢の木(ハナミズキ)】

  荻野小学校は、昭和51年4月1日に天神川小学校、瑞穂小学校より分離独立し、市内15番目の小学校として創立されました。伊丹市の北部に位置し古くから植木の産地として発展した地にあり、緑豊かな自然環境に恵まれた場所にあります。校区の東野地域は、昔から桜の接ぎ木が盛んです。明治43年に日米友好の証として東野の桜の台木と東京荒川にある桜の穂木を接ぎ木してアメリカに贈られ、今でもワシントンのポトマック河畔に美しい桜の花を咲かせて人々を和ませています。そのお礼に、大正4年アメリカから日本へハナミズキ40本が贈られてきました。本校に植えられているハナミズキは、今なお東京都立園芸高等学校で咲く原木から採った子孫樹です。 元気がなく、花も咲かなくなっていたハナミズキですが、中野の中島樹木クリニックさんと東野の楽苗園さんの接ぎ木の技術で、日本の気候にあった幼木として生まれ変わり、令和5年2月に戻ってきました。地域の歴史と未来につなげたい技術の結晶のハナミズキ。大切に育てていきたいと思います。

芽が大きくなってきました。

2023.2 ハナミズキが帰ってきました。

1915年に贈られたハナミズキの子孫が植えられています。

「日米友好のハナミズキ」の看板も移設