令和5年度(食育の日献立)
食育の日献立(3月15日)
3月の食育の日献立は滋賀県でした。
滋賀県は、「近畿の米蔵」といわれるほど米作りが盛んです。また、琵琶湖でとれる魚介類や、平野部で生産する野菜、豆、芋なども生産されています。
献立は、ごはん、じゅんじゅん、赤こんにゃくのおかか煮、牛乳です。

滋賀県に色が塗られました!

今日は近江牛✨

赤こんにゃくです!




じゅんじゅんとは、具材を鍋で煮る際に出る音に由来するといわれています。牛肉や鶏肉、湖魚などを入れ、すき焼き風に味付けした鍋料理です。今日の給食のじゅんじゅんにも、日本三大和牛といわれる「近江牛」と、四角形でもちもちとした食感の「丁字麩」が入っています。
「赤こんにゃく」は近江八幡市の名物で、鉄分で赤く染められています。
今年度の日本旅行は終了!来年はどこを旅するのか楽しみですね✨滋賀県のおいしいごはん、ごちそうさまでした🍴
食育の日献立(2月15日)
2月の食育の日献立は奈良県でした。
飛鳥時代に日本で初めての都が作られた場所で、多くの世界遺産がある奈良県には、古くから伝わる食文化がたくさんあります。
献立は、なめし、鶏の竜田揚げ、奈良和え、にゅうめん、いちごのレアチーズ、牛乳です。

奈良県に色が塗られました!




竜田揚げは、下味をつけた肉や魚に片栗粉を付けて油で揚げた日本料理です。奈良県西部を流れる紅葉の名所「竜田川」が名前の由来で、カラッと揚がった色合いを紅葉に見立てて名付けられたといわれています。
奈良和えは奈良漬けを使った郷土料理です。奈良漬けは、瓜などの野菜を酒粕につけて作る漬物です。
にゅうめんは、温かい汁の中にそうめんを入れた奈良県の郷土料理です。そうめんは1200年程前奈良県で誕生し、全国へ広まりました。細く、コシのあるのが特徴の「三輪そうめん」が特産品です。
奈良県のおいしいごはん、ごちそうさまでした🍴
食育の日献立(12月14日)
12月の食育の日献立は和歌山県でした。
和歌山県は、紀伊半島の南西に位置しています。南北に長い地形で、北部は降水量が少なく、南部は1年を通して暖かい気候であるため、梅やみかんなどの栽培が盛んです。南部にある勝浦港では、まぐろやかつおが水揚げされます。高野山や、熊野古道などの世界遺産も数多くあります。
献立は、わかめごはん、鶏の梅ソースかけ、高野豆腐の味噌汁、みかんゼリー、牛乳です。

和歌山県に色が塗られました!




和歌山市加太の豊かな海で育った天然わかめは「加太わかめ」として有名です。葉の引き締まりがよく、色鮮やかなことが特徴です。
和歌山県は梅の生産量が全国1位です。みなべ町で誕生した「南高梅」は全国的にも有名です。梅を使ったソースを、鶏の竜田揚げにかけたオリジナルメニューでした!
今から約800年前の鎌倉時代に、高野山のお坊さんが作った「凍り豆腐」が高野豆腐のはじまりとされています。豆腐を冷凍、乾燥させてつくるので、血液や筋肉を作るたんぱく質がぎゅっとつまっています。
有田地方の温暖で雨が少ない気候を生かしてつくられる「有田みかん」は、和歌山県を代表する特産物です。みかんには、風邪を予防するビタミンCがたっぷり含まれています。
和歌山県のおいしいごはん、ごちそうさまでした🍴
食育の日献立(11月21日)
11月の食育の日献立は大阪府でした。
大阪府は、近畿地方の経済、交通の中心であり、海の幸、山の幸に囲まれています。
年間を通して温暖な気候なので、農作物の栽培もさかんに行われています。
江戸時代には「天下の台所」といわれるほど全国の食材が集まる場所でもありました。
献立は、かやくごはん、きつねうどん、しろなの甘酢和え、ゆずゼリー、牛乳です。

大阪府に色が塗られました!

しろな の写真です




米と一緒に野菜などを炊き込んだ混ぜごはんのことを、大阪府では「かやくごはん」といいます。冷めても美味しく、残り野菜を使って無駄なく作れることから親しまれています。
大阪府民がこだわりを持つ「だし」と「粉もん」文化の2つを同時に味わえるのがうどんです。関西のうどんのつゆには、色のうすい淡口醤油を使うのが特徴です。
しろなは、江戸時代から栽培が始まった「なにわ野菜」のひとつです。白菜の仲間で、おひたしなどの料理に向いています。
そして自然豊かな大阪府箕面市では、種から15~16年かけて育てられる「実生ゆず」が栽培されていることにちなんで、デザートはゆずゼリーでした。
大阪府のおいしいごはん、ごちそうさまでした🍴
食育の日献立(10月19日)
中国地方が終わり、近畿地方の献立がはじまりました。10月の食育の日献立は京都府でした。
京都府は京都府は、兵庫県の東側にあります。北は日本海に面し、真ん中は山が多く、南には平野が広がっています。京都府は昔の日本の都であるため、平安京や平等院といった文化財がたくさんあり、日本国内だけでなく、海外からの旅行先としても人気です。
献立は、ごはん、さわらの西京焼き、しば漬け、湯葉のすまし汁、抹茶ゼリー、牛乳です。

京都府に色が塗られました!

給食初登場!?しば漬けです




西京焼きは、甘みが強く色の白い「西京味噌」に、肉や魚を漬け込んで焼いた京都府の郷土料理です。
しば漬けは京都府を代表する漬物のひとつで、「千枚漬け」「すぐき漬け」と並んで京都三大漬物とされています。なすやきゅうりなどを、しその葉と一緒に漬けたもので、鮮やかな紫色と爽やかな酸味が特徴です。
湯葉は、約1200年前に中国から京都府の延暦寺に伝わり、その後全国に広がっていったといわれています。湯葉のすまし汁には、京野菜のひとつである「九条ネギ」も使いました。
そして京都府では抹茶を使ったそばやスイーツが有名です。今から約800年前の鎌倉時代に、京都府宇治市でお茶の栽培が始まりました。その後、千利休によって「茶道」の文化が広がっていきました。
京都府のおいしいごはん、ごちそうさまでした🍴
食育の日献立(9月19日)*中国地方制覇!!
9月の食育の日献立は鳥取県でした!
鳥取県は兵庫県の西側にあります。北は日本海に面し、有名な鳥取砂丘があります。南には中国地方の最高峰「大山(だいせん)」など中国地方の山々が連なっています。
また、全国有数の農業県として、新鮮で良質な農産物を各地へ供給しています。
献立は、ごはん、はたはたの唐揚げ、らっきょう和え、じゃぶ汁、梨、牛乳です。

鳥取県に色が塗られました!

特別調理食の梨は、コンポートにします




鳥取県沿岸ではたはたがよくとれることから、はたはたの唐揚げでした。はたはたは固いので、特別調理食はちくわの照り煮に代替しています。
らっきょうは全国トップクラスの産地として知られています。らっきょうの甘酢漬けを、キャベツやとうもろこしと一緒に和えました。
じゃぶ汁は、給食や家庭でも親しまれている 鳥取県の郷土料理です。いろいろな野菜を煮込むうちに「じゃぶじゃぶ」と水分が出てくることからこの名前がつきました。そして鳥取県の特産品である二十世紀梨にちなんで、デザートには梨がつきました。
鳥取県のおいしいごはん、ごちそうさまでした🍴
食育の日献立(7月18日)
7月の食育の日献立は岡山県でした!
岡山県は兵庫県の西側に位置し、晴れる日が多いので「晴れの国、岡山」ともよばれます🌞✨豊富な水と大地に恵まれ、米や麦、果物の生産が盛んです。瀬戸内海にも面しているので、漁業や海苔、牡蠣などの養殖も行われています。
献立は、ごはん、さわらの照り焼き、きんぴらごぼう、黄ニラの味噌汁、白桃ゼリー、牛乳です。

岡山県に色が塗られました!

みそ汁に使う黄ニラです




さわらは瀬戸内海でとれる魚のひとつで、この日はさわらの照り焼きでした。
きんぴらごぼうは、岡山県で栽培される「明治ごんぼう」と「連島ごぼう」という2つのブランドごぼうにちなんでいます。
みそ汁に入っている「黄ニラ」とは、普通のニラを光に当てないように栽培し、収穫後に太陽に当てることできれいな黄色のニラになります。見た目はニラっぽくありませんが、香りは私たちのよく知っているニラと同じでした😂
白桃は、岡山県の特産品のひとつです。美しい白さととろけるような甘みが特徴です。
岡山県のおいしいごはん、ごちそうさまでした🍴
食育の日献立(6月19日)
6月の食育の日献立は広島県でした!
広島県は瀬戸内海に面していて、世界遺産の原爆ドームや厳島神社があります。
献立は、広島菜飯、小いわしのオイスターソースあんかけ、うずみ、レモンゼリー、牛乳です。

広島県に色が塗られました!

小いわし(でんぷん付き)です




広島菜は伝統的な漬菜で、信州の野沢菜、九州の高菜と共に「日本三大漬菜」といわれています。この日は、広島菜を使った菜飯でした。
広島県はかきの生産量が日本一です。かきから作られるオイスターソースを使った野菜入りのあんかけを、揚げた小いわしに絡めて「小いわしのオイスターソースあんかけ」を作りました。本校の特別調理では、小いわしを揚げずに圧力鍋で煮込んで作りました。
うずみは、福山市の郷土料理です。昔、ぜいたく品といわれていた鶏肉やえび等の具をごはんで隠して食べていたことを方言で「うずめる」と言ったのが由来だそうです。
そして、瀬戸内の気候はレモンの栽培に適していることから、広島県はレモンの生産量が日本一です!🍋瀬戸内レモンの果汁を使ったレモンゼリーがこの日のデザートでした。
広島県のおいしいごはん、ごちそうさまでした🍴
食育の日献立(5月18日)
5月の食育の日献立は島根県でした!
島根県は、中国地方にあり、日本海に面しています。石見銀山遺跡や出雲大社などの名所も数多くあります。農業、畜産業、水産業が盛んで、柿、かれい、しじみ、米、ぶどう、牛肉、あじなどが特産品として知られています。
献立は、ごはん、あじの照り焼き、たけのこの山椒煮、のりふで、メロンゼリー、牛乳です。

島根県に色が塗られました!




島根県の西部沖でとれる、厳しい審査に合格したあじは「どんちっちあじ」と呼ばれていて、まるでトロのような脂のとうまみがあるそうです。
安来市の島田地区でとれるたけのこは「島田たけのこ」というブランドになっています。繊維が細かく、やわらかいのが特徴です。
のりふでは、汁の中ののりを箸で持ち上げると筆の先のようになることからこの名前が付きました。出雲市では、お祝いの日に「十六島(うっぷるい)のり」を使って作ったのりふでが食べられています。
そして島根県では「アムスメロン」や「アールスメロン」等いろいろな種類のメロンが作られていることから、デザートにメロンゼリーがつきました🍈
島根県のおいしいごはん、ごちそうさまでした🍴
食育の日献立(4月17日)
令和5年度、最初の食育の日献立!昨年度の4月、旅のスタート地点だった兵庫県にまた戻ってきました。
献立は、おむすび(もち玄米入りご飯・大判のり)、明石だこコロッケ、ぼたん汁、牛乳です。

給食では珍しい、いのしし肉!!

明石だこコロッケもおいしそうに揚がっています♪




明石だこは、日本でとても有名なたこです。瀬戸内海の潮の流れが速いところで育つので、流されないようにふんばっています。そのため明石だこの足は太くて短く、身が引き締まっていて、うまみが強いのが特徴です。この日のコロッケには明石だこが入っています。
ぼたん汁は、いのしし肉を使った丹波篠山市の郷土料理です。いのしし肉を皿に盛り付けると、牡丹の花のように見えることからこの名前が付きました。
さあ来月からまた日本旅行に出発!5月はどこの料理でしょうか・・・?
兵庫県のおいしいごはん、ごちそうさまでした🍴
更新日:2024年07月08日