敬老の日ってどんな日?(9月22日)
9月20日は敬老の日です。敬老の日に何か特別なことをしたり、プレゼントを贈ったりということも一つの形ですが、わかばこども園では
『子ども達が自分の祖父母だけでなく、地域の方など様々な高齢者に気持ちを向ける機会となってほしい』
と考えました。そこで幼児クラスでは敬老の日が近付いてきたころから、保育の中でおじいさん、おばあさんの登場する絵本を読んでいきました。
おばあさんが得意技を披露してくれる絵本では
「うちのおばあちゃんも、コマ回しできるって言ってた!」
「おばあちゃん、何でもできてすごいやんなぁ。」
と尊敬の思いを口にしたり、
『おじいさんにもおじいさんがいる』という内容の絵本では
「え!?ずっとおじいちゃんが続くやん!!」
「私にもすごいたくさんおじいちゃんがいるってことやんな?」
と、命のつながりを感じていたりする子どもがいました。
みんなの身近にどんなおじいさんやおばあさんがいるか、という話の際には
「そういえば、家の近くにおはようとかおかえりって言ってくれるおじいさんがおる。」
「お買い物の時に合うおばあちゃんがいるよ!」
など、身近にいる高齢者に気付く様子も見られました。
地域や近所の人とのつながりが希薄になっていきている今だからこそ、子ども達が高齢者をはじめ、身近にいる人たちに気持ちを向ける機会を大切にしていきたいと思います。
更新日:2021年10月27日