「畑の土とは全然違うね!」(7月13日)
子どもと稲を育てる体験をできるように、稲の苗を用意しました。
その苗を植える容器や赤土などの土の用意を保育者が進めていたのですが、
ちょうどその頃、園庭に水に浸かっているものを見つけた子どもが、
「これってお米になるやつやんな!」
と話していました。
そこで、子ども達に稲の話をして、土作りや田植えに関心を示した子どもと、
田植えの準備をしました。
土を混ぜたり、水を加えて練ったりする中で
「(土は)めっちゃサラサラやんな!」
「(水を加えたら)ネチョネチョする土になってきた!」
「サツマイモを植えた土とは全然違うやん!」
と、その質感を楽しんでいました。
土の用意ができて、苗を植えるとき、子ども達は苗の束のまま植えると思っていたようで、保育者が分けて手渡すと
「え!?これだけでそんなに(たくさんの)お米ができるの!?」
と、とても驚いていました。
その際に、お米が育つまでの本を一緒に見ることで
「これが育っていったら増えるんだって!」
と、その生長に期待をもつ様子が見られました。
稲の生長を子どもたちと観察しながら、米が育つまでの過程の大変さを感じたり、毎日の食事への感謝の気持ちにつながったりしてほしいと考えています。
更新日:2022年07月15日