春の季節を感じて(3月3日)

更新日:2023年03月14日

いろいろな飾りがあるね
雛飾りも工夫して作りました

3月3日は桃の節句、ひなまつりです。

わかばこども園では、5月の端午の節句、こどもの日同様、性別に関わらず、子ども達全員の健やかな成長を願う日として、保育に取り入れました。

玄関に5歳児と雛飾りを飾ったり、その飾り一つ一つを見ながら

「(菱餅には)これは、どんな意味があるんやろうな?」

「これ、歌に出てくるぼんぼりでしょ?灯りが付くんじゃない?」

など、それぞれの飾りの名前や意味に関心を向けていました。

春の花、手作りの雛飾りを見ながらいただきます。
伝統的な和菓子をいただく中で、自然と正座で座る様子も。

そして、雛飾りを見たり、各学年ごとの発達を踏まえて由来や伝統文化に込められている願いなどについて話したりする他に、『日本の伝統文化に触れること、それを通して春の季節を感じること』をねらいに、緑茶と和菓子をいただく機会を設けました。

各クラスが工夫して作った雛飾りや、菜の花や桃の花など春の季節を感じられる自然物で飾ったり、ござを敷いたり、遊戯室を和の雰囲気を感じられる場として、準備万端。

「和菓子ってあんまり食べたことない・・・。」

と、少し不安そうにする子どももいましたが、お内裏様とお雛様に見立てられた練り切りを見ると、

「キレイでおいしそうに見えるなぁ!」

と、その見た目の美しさにも関心を向けながら期待が高まっていました。

実際にいただく中では

「少し苦い緑茶と(甘い練り切りが)合うな!」

「春の花(菜の花と桃の花)を見ながら食べると、春が来たなーって気がするね。」

と、美味しくいただくだけではなく、季節の変化を感じる様子も見られました。

4月からは、進級したり就学したりする子ども達。心も体も健やかに成長してくれることを願っています。