個々の挑戦から友達との挑戦に(1月27日)
今年度、5歳児は『チャレンジタイム』と称し、自分の目標に向かって挑戦を続けるという時間を設けています。
4月から様々な目標を子どもが決めて継続して取り組む中で
「ボールのドリブルが連続でできるようになった!」
「はじめは難しかった縄跳びを、何回も跳べるようになった!」
など、挑戦し続けることでの成果を実感してきました。
今、子ども達が取り組んでいるのは楽器演奏、長距離走、コマ回し、手芸の4つ。
『自分なりの目標に向かって努力する』という要点は同じですが、子どもの取り組み方に変化を感じます。それは
「(コマの)長回しは〇〇君が、今のところ一番強いやんな。」
「(ハンドベルで)次はミの音が鳴らす番やで!」
のように、友達の様子に目を向けたり、友達と一緒に取り組もうという思いが強くなったりしている点です。
チャレンジタイムは、自ら決めた目標に向かって努力するという自立心や諦めない気持ちの育ちをねらった活動ですが、その様子からはチャレンジタイムが協同性の育ちにもつながっていることがわかります。
卒園まで残り2か月。友達と共に自己の目標に挑戦する機会が、多くの育ちにつながっていくということを意識しながら、子どもの思いを支えていきたいと考えています。
更新日:2023年01月27日