「葉っぱって何にでも使えるんやで!」(12月12日)
「落ち葉をたくさんもらえたから、めっちゃ遊べるな!」
と、園庭にたっぷり散らされた落ち葉を集めたり、宙に舞わせたりする子ども達。
こども園の園庭にある樹木のみでは、落ち葉の量や種類に限りがあるため、鈴原小学校や近隣の方から落ち葉をいただいています。
「この上(落ち葉の上)を歩くと、ぱりぱりって音がすんで!」
「ちょっと濡れてる葉っぱは、なんかいい匂いするよね。秋っぽい匂いや。」
「葉っぱのベッド、気持ちいいで!山の動物もこんな感じなんじゃない?」
と、たくさんの落ち葉に触れる中で、五感を働かせたり、気付いたことを自分なりに表現したりする様子も見られます。
たくさんの落ち葉を、子ども達は豊かな発想で様々な遊びに取り入れていきます。
そこで遊ぶ子ども達の表情はとても明るく、
「もっと葉っぱをかけて!」「葉っぱの雨をみんなで降らそう!!」
など、自然と歓声も挙がります。
この様子からも、子ども達にとって豊かな自然物の中で遊ぶことが、気持ちの開放や、それによる友達との関わりにつながることがわかります。
たっぷり遊んだ後は
「ここに集めて置いたら、樹の栄養になるらしいよ。」
「集めて置いたら、またすぐにベッドとか作れるしね!」
などと子ども同士で話しながら、落ち葉を樹木の周りに集めています。
自然物を用いた園庭環境となるように地域と連携を図ったり、いただいたものを大切したり、遊びに用いやすくしたりできるよう子ども達と環境を整えたりしていきたいと考えています。
更新日:2022年12月15日