色々な感触遊び、楽しいね!(8月10日)

更新日:2022年08月18日

8月に入り、水遊びを通して水の冷たさや流れる感触、ピチャピチャと水がはじく感触などを日々楽しんでいます。この水遊びを楽しんでいる時期に、是非とも他の感触遊びも経験できる機会を増やそうと職員で話し合い、こども達と遊んでいます。

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少し時間を置くと、表面が固まる『片栗粉粘土』。子ども達ははじめ「なんだろう?この白いものは・・・?」という感じで遠目で見ていました。保育者が実際に遊びながら少しずつ手に触れさせていくと、トロ~っとした感触に笑顔が見られ始めました。そして次第に、自分でも片栗粉の中に手を入れてギュッと掴もうとするけれどすり抜けていく感触を楽しみ始め、保育者の顔を見て「キャッ」と言いながら笑顔になったり、落ちる瞬間に手をブルブルと振って下へ落とすことを楽しんだりしました。  koori   kooro1koori2

この季節ならでは!ということで、氷を作って子どもたちと遊びました。

シートの上をツルツルっと滑らせたり、色が付いている氷を触って色が溶けていく様子を見たり、握ろうとしては滑って持てなかったり、氷に霧吹きを吹きかけて溶かしたり、、、と色々な工夫をして遊んでいました。「冷たいねえ」と言いながら冷たさを言葉や表情で伝えて楽しみました。

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最後に寒天を使った遊びをご紹介します。赤・青・黄色の三色を小分けにしてボールに入れ、そっと置いておくと、まずはそ~っと掌で感触を確かめてから、指でつついたり指を中に入れたりしてツルツルした感触を確かめた後、手のひらに乗るくらいの大きさにちぎったり、「ワ~!!」と言いながら握って手のひらからピュッとはみ出る感触を楽しんだりしました。

このように、様々な物に触れたり動かしたりすることは、手の「運動」だけではなく、触れている「感覚」が大切であり、脳の発達への大きな働きかけになると言われています。

まだ未分化な乳幼児期に、ギザギザの物やフワフワの物、冷たい物や温かい物等、たくさんの形や素材に触れる機会を提供していくことができるように、今後も季節や発達に応じた感触遊びを取り入れていきたいと思います。