揺れる、弾む、気持ちいい!(9月8日)
暑さが厳しい時には、室内遊びが充実するよう活動を工夫しています。
その際に活用されるのが遊戯室で、熱中症指数などが高く戸外に出られない日も
「じゃあ今日も遊戯室で体操とかできるね!」
「ボールも使おう!」
と、室内でできる遊びに子どもたちの期待が高まります。
この日は、大きな遊具を遊戯室に配置して遊び場を作りました。普段より大きなトランポリンが場に出ると、
「これ、すごく大きいな!」
「おもいっきり跳んでも大丈夫!」
と、力いっぱい弾むことを喜ぶ様子が見られます。子どもにとっては高く跳ぶことを楽しめる遊びですが、弾む感覚を味わったり、跳躍した際に体をまっすぐ保つため体幹を意識したりすることにもつながっていきます。
他にも様々な感覚を味わえる感覚遊具があります。
この青い輪っか状の遊具はスペースリングという遊具です。
「ぐるぐる回るー!!」
「揺れるのが面白いから、ちょっと押して!」
と、子どもは揺れる、回るという感覚を味わっています。特に回るという感覚は、日常生活の中ではあまり味わう機会が少なく、遊びを通した貴重な体験の一つです。
大型の肋木もあり、滑り台や坂道と組み合わせたり、はしご部分に傾斜をつけたりすることで、遊びの幅が広がります。
子どもにとっては高さのある遊具なので、はじめは恐る恐る上り下りをする様子が見られます。そこでは『どうしたら安全かな?』『次はどこに足を乗せようかな?』というように安全な渡り方や、体の動かし方を考えながら遊ぶことにもつながります。
運動面だけでなく思考力の向上にもつながる全身を使った遊び、様々な感覚を味わえる遊びをする機会を設けていきたいと思います。
更新日:2021年09月08日