友達と一緒に遊ぶの楽しいな(7月30日)

更新日:2021年08月12日

楽しかった経験を元にした様々なごっこ遊びを3歳児の子どもたちが考えました。

それぞれの子どもが実際に経験したこと、テレビで見たり聞いたりしたこと、感じたことを元に遊びをつくっています。全く同じ経験をしていなくても、友達の姿を真似たりやりとりをしたりしながらイメージを感じあい遊んでいます。

ダンボールを電車に見立て、電車ごっこをしています。

初めは、一両の電車でしたが、友達の電車と繋がり、二両編成に。「ゆっくり進もう」と速さを調節し、友達と遊ぶことを楽しんでいます。

魚釣りごっこを楽しんでいます。この魚を釣りたいと狙いを定めたり、たくさん釣りたいと根気よく釣ったりする姿があります。周りの友達や保育者に「釣れた」とうれしそうに魚を見せる姿も見られます。

ドーナツやおにぎりなど、好きな物を網の上で焼いています。「焼けたよ」「出来たよ」と友達のお皿に盛りつけたり、食べる真似をしたりして遊んでいます。

川で捕った魚や貝を網の上で焼いてバーベキューごっこをしています。「焼けたかな?」と焼き具合を友達と確認しながら、食べることも楽しんでいます。

「テントを自分で作りたい」とストローを立てて作りますが、すぐに倒れてしまいました。空き箱やダンボールを使うと強度が高まることに気付いたようです。無事にテントを張ることが出来ました。頭しか入れないテントですが、自分達で作ったテントに大喜びで、達成感を感じていました。

「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」にある、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿(10の姿)」の中の一つに「豊かな感性と表現」という資質・能力があります。

子どもは、様々な出会いや体験を通して、たくさんの喜びや感動、驚きなどを味わうことで感性が豊かになり、何かを表現したいと感じるようになっていきます。

子どもの中から生まれてくる表現そのものを周りの大人が受け止めたり、伸び伸びと表現できるような環境を作ったりすることで、子どもはさらに自信をもって表現していくようになります。

楽しさを共有しながら友達と心を通わせる経験がたくさんできるよう、今後も保育活動を工夫していきたいと思います。