小学校のプールって楽しいね!(7月16日)
「まん延防止等重点措置」が解除されたので、先日、鈴原小学校のプールをお借りして、うみ組・そら組・たいよう組の5歳児クラスが合同でプール遊びを行いました。
子ども達は「こども園のプールより水が多い!」、「こども園(のプール)より広い!」とこども園のプールと小学校のプールを比較していました。また、こども園より大きいシャワーを見た途端、「うわー!こんなに大きいシャワーがある!」、「どこにいても逃げられへん~!」と大興奮で体を洗っていました。
3クラス合同だからこそ水の掛け合いがダイナミックになりました。
小学校プールの水量の多さによって、「(体が)浮いて(い)るー!」と喜ぶ子や慎重にゆっくりと足を伸ばしてみようとする子など体が水の中で浮く感覚を味わう経験となりました。
他にも友達と一緒に潜ってみたり追いかけっこをしたり…と、様々な遊びを楽しんでいました。
子ども達は好きな遊びを行う中で、様々なことを学んでいます。例えば、こども園と小学校のプールなど、物を比較することは数量への関心やその感覚が養われます。
他にも、体が浮く感覚を味わう経験は水の性質に気付くきっかけとなります。“プール遊びって楽しい”という気持ちはもちろん、実体験の中で発見したり不思議に思ったりしたことが学びの芽となり、小学校以降の学習と繋がっていきます。
プールの帰りには、「私、〇〇小学校だけど、そこにもこんなプールがあるのかな?」と言う子どもや、大プールを見て、「ここには何歳になったら入れるの?」と言う子どもがいました。子ども達はそれぞれに小学校に対して期待をもっている様子でした。
『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』にある『幼児期の終わりまでに育ってほしい姿』の1つに『社会生活の関わり』があります。そこには『公共の施設を大切に利用するなどして、社会とのつながりなどを意識するようになる。』と記されています。
小学校のプールを使用したことが小学校への就学にさらに期待をもつ機会となったようです。コロナ禍のため制限されることがいろいろとありますが、これからも小学校と調整しながら、滑らかな接続にむけて取り組んでいきます。
更新日:2021年07月15日