地震の時は、どう逃げる?(5月18日)
18日に避難訓練を行いました。今回は地震を想定した避難訓練です。
3歳児クラスでは、地震が起きた際にはいろいろなものが崩れたり、落ちてきたりするということを、保育室の天井に設置されている扇風機や蛍光灯などを示しながら伝えました。その後、子ども達と一番守らなければならないのは頭部であることを確認し、
「保育室で地震が起きたら、どうしたら頭や体を守れるかな?」
と投げかけました。『上から物が落ちてくる』ということを知った子ども達は、身をかがめたり、手で頭部を守ったり、周囲を見回し、机や椅子など、身を守れそうなものを見つけたりしていました。
この様子からも、ただ「頭を守るよ。」と教えるだけでなく、その理由などを伝えることで、子ども達なりに考えて対応する力があることがわかります。
非常放送がかかると、子ども達は4月の経験をよく覚えていて、すぐに保育者の近くに集まってきました。
そこでは先月よりも真剣な面持ちで保育者の言葉に耳を傾ける様子が見られ、緊張感をもって訓練に臨む気持ちが経験を重ねる中で育っていることが感じられました。
毎月の訓練だけでなく、日頃から緊急時の身の守り方を身に付けられるようにしていきたいと考えています。
更新日:2021年06月03日