園長挨拶

更新日:2021年05月25日

本園は、昭和49年4月に設立され、49年目を迎えます。

園庭には、ミカンや柿、びわ、ざくろ、グミ、どんぐり、松ぼっくりなど実のなる樹木を植え、四季を感じられる豊かな自然環境に恵まれています。また、芝生の広がる園庭では、緑がまぶしく心地よさを感じられ、子ども達は元気に走ったり、ダンゴムシやあげはちょう、テントウムシなどの虫を見つけて遊んだりしています。

幼児期における教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものと、「幼稚園教育要領」の中で、幼稚園教育の基本とされています。幼稚園は、子ども達がいろいろな人と出会う初めての集団の場です。

本園の教育目標は、「豊かな心 すこやかな体 人とかかわる力」―自然いっぱい 笑顔いっぱい みんなのせつよう幼稚園―と、かかげています。

様々な人との出会いや感動体験、自然体験などを通して心を動かし「感動」し、一人一人の思いや気づき・学びを互いに共有し、育ち合う子どもを育てたいと考えています。様々なことに心動かし「豊かな心」をはぐくみ、思い切り遊びこみ「すこやかな体」をつくり、子どもも、先生も、保護者も互いにかかわり学びあい「人とかかわる力」をはぐくみたいと考えます。

そして、子どもの育ちを保障していくために、私達職員だけでなく保護者の皆様や小学校、地域の皆様との連携を大事にしながら、教育を推進して参りたいと思います。

最後になりましたが、本園は伊丹市の就学前施設の再編に伴い、令和4年3月末日をもちまして、閉園となります。最後の一年ではありますが、子どもも、保護者の皆様も、職員も、地域の皆様や未就園児も、小学校ともみんなが『つながり』を感じられ、笑顔があふれる愛される幼稚園を目指し、園運営を進めて参ります。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

令和3年4月 伊丹市立せつよう幼稚園 園長 吉田 典子