夏の出会い セミ【7月31日5歳児(そら組)】
7月中旬から始まった”セミの抜け殻集め”
毎朝、抜け殻を集めて持ってきてくれる子がいます。
「これ何個か数えよう!」という声から1.2.3…と数えたり数字を書いたりして数量や文字への関心や感覚が育ってきています。「これ(100)が一番大きな数だと思っていた…100を超えたら何個になるの?」というつぶやきもあり興味が膨らみ、7月末現在366個の抜け殻が集まっています。
この日は、セミを捕まえて保育室で観察しました。
「こんなゆっくり歩くんや!」
からだのどこを動かして鳴いているのかを、スクリーンに映して動く様子を観察しました。
「腹弁を動かして鳴いてるねんで」と図鑑で調べたことを伝えていました。
園庭では、セミ取りをしています。
「この樹から声がする!」「サクラの樹が好きやねんで!」と知っていることを伝え合っています。
セミはどんどん樹の上の方へ登っていき、子ども達は虫網を二本繋げて高いところまで追いかけます。
「セミも賢いけどぼくたちも賢いに決まってる!」と言いながらセミ取りを楽しんでいました。
セミを作っています。「クマゼミの腹弁はオレンジ色やねん。」
セミとの出会いを通して、”やってみたい”の学びの芽が育まれています。
これからも実体験の中で、子ども達が考えたり工夫したり、試行錯誤しながらたくさんの気づきや発見を大切にしていきたいです。
【5歳児クラス(そら組)担任】






