バッタ鬼ごっこ【9月15日5歳児クラス(たいよう組)】

友達と一緒に体を動かす群れ遊びをしようと考えて遊戯室に行きました。

どんな遊びがしたいか思いを出しあってほしいと願い、子ども達と相談をする場を持ちました。

「バッタごっこがいいな。」「鬼ごっこがしたい。」など、様々な意見が出てきました。

「じゃあ、バッタ鬼ごっこにしたらいいやん。」二つの意見を合わせることを思いつき、「それいいね!」となりました。

 

子ども達のバッタがとびまわり、それを保育者が追いかけ捕まると虫かごに入るルールを考えました。

保育者の前に出てきて、見つかりそうになるとさっと逃げる子ども達のバッタは本物のように俊敏な動きでした。

 

一回目が終わった時、「草で隠れてるバッタもいる。」という声が上がり、草むら作りが始まりました。

草に見立てた積み木を組み合わせ、バッタの隠れ家を作っています。

 

 

二回目が終わった時、「皆に言いたいことがある」と話す子がいました。

虫が大好きで毎日のように虫を探して遊んでいる子です。

話を聞いてみると、「草むらの草はあちこちに生えているから、草をバラバラにした方がいいと思う。」と言いました。

次はその方法でやってみることにしました。

 

 

小さい草(に見立てた積み木)に隠れたり、そこからぴょんっととび出てつかまりそうになりながら逃げたりしていました。

 

 

見つからないように息をひそめて隠れている子もいます。

隠れ方の表現も様々です。

 

 

子どもが自分達で考え、ルールを決め、工夫しなりきって遊ぶ姿に成長を感じ嬉しく思いました。

これからも子ども達と考えたり工夫したりしながら遊びを進めていきたいと思います。

 

【5歳児クラスたいよう組 担任】