異年齢の関わり【8月4日3歳児クラス(ほし組)】

ある日子ども達が「先生、大変やねん。ちょっと来て!」と3歳児クラスの子どもが言いました。

「どうしたの?」と尋ねると「○○ちゃんの水筒が大変やねん。」と教えてくれたので、「お茶がこぼれたのかな?」と聞くと「違うねん。紐!紐が大変やねん。」と知らせてくれました。

紐が絡まってしまったのかな?と思い「それは大変だね。」と一緒に水筒置き場に行きました。

 

水筒2

 

「大丈夫?」と声をかけながら近づくと・・・。

5歳児クラスの子どもが一生懸命紐をほどいてくれていました。

水筒の紐が絡まってしまった子どもも、周りにいる子ども達も心配そうにその様子をじっと見ています。

5歳児クラスの子どもは紐を水筒からはずして絡まりをほどき、最後はきちんと紐を水筒につけるところまでしてくれました。

ほどけた瞬間にみんなの表情が笑顔になりました。

 

「すごいね。たいよう組さん(5歳児)のお姉さんにしてもらえて嬉しかったね。」と話をすると「ありがとう。」と小さな声ながら、助けてもらえた3歳児クラスの子どももお礼を言って嬉しそうな表情をしていました。

 

友達が困っている様子を見て「大変!」と伝えに来てくれた3歳児クラスの子どもも、3歳児クラスの子どもが困っている状況にサッと力を貸してくれた5歳児クラスの子どもの姿にも成長を感じた一コマでした。

 

【3歳児クラス(ほし組) 担任】