ト、トウモロコシが【7月12日5歳児クラスうみ組】
5歳児クラスでは、子ども達と毎日、夏野菜の成長を楽しみに水やりをしていました。
そしてある日。
トウモロコシに水をあげようとした時に「先生、大変。トウモロコシが大変。」とトウモロコシの異変に気付いた5歳児クラスの子ども達は、慌てて保育者のもとへ走ってきました。
トウモロコシを見ながら「食べられた。」「カラスがねらってた。」と友達と話しをしていました。
トウモロコシを守るためにどうするのかクラスで相談をすることになりました。
食べられたトウモロコシを見ながら「どうやって皮をむいたん?」「くちでツンツンするで。」「どうやってトウモロコシを守ろう?」とみんなで考えていました。
なぜカラスはトウモロコシを食べたのかと考えていると、「お腹がすいてるのかも」「トウモロコシが美味しそうやったからかも」とカラスの気持ちもみんなで考えていきました。
カラスも怪我をしない方法を話していると「カラスは”かかし”が怖いよ。」と意見がありました。
「かかし知ってる。」「見たことある。」「人間みたいになって守ってくれるねん。」とかかしについて次々に話がでてきました。
かかしとはどんなものなのか画像をみんなで見てみました。
そして、みんなでかかしを作ることになりました。
かかしを立たすことに苦労しました。
相談しては試して作ることを繰り返しやっとかかしができました。
かかしができるとみんなで夏野菜の所にもっていきました。
「カラスはキラキラしたらビックリする。」と友達の話を聞いて、髪をキラキラテープにしたり、服にキラキラテープを貼ったりしていました。
次の日から夏野菜が食べられていない様子を見て子ども達は「良かった」と喜んでいました。
これからも、子ども達と相談したり考えたりしながら、様々な経験を重ねていきたいと思います。
【5歳児クラス(うみ組 担任)】