かわぬいだ!!【7月3日4歳児クラス(にじ組)】
4歳児クラス(にじ組)で飼っているカブトムシ。
本来、カブトムシの幼虫は土の中で過ごしサナギから成虫になってから土の上に出てきます。
しかし、にじ組のカブトムシの幼虫はある時から土の上に出てきて過ごしていました。
図鑑などによると、土の中の温度が暑いとこのようなことが起こるようです。
何度か土をかけても外に出てくるため紙コップをかぶせて辺りを暗くし、土の中にいるような状況で飼育していました。
5月のある日。
土の上でさなぎになり「なにこれ!」「すごい!」「サナギ?」と言って、驚いた表情で観察していました。
初めてサナギを実際に見た子どもが多かったようでした。
その日から毎日保育者と一緒に観察し「今、ちょっと動いた。」「これはツノある!」など少しの変化を見つけていました。
そしてついに!!その時は突然やってきました。
登園した時はサナギだったので、4歳児クラスの子ども達はびっくり!
自分の力でサナギの皮を脱ぐカブトムシの様子を見つめていました。
「なんか羽の色が違うなぁ。」「自分で起きられへんのかな。」と気付いたことを言ったり「がんばれ!」と脱皮するカブトムシを応援したりする姿がありました。
この時、脱皮したてのカブトムシの羽の色が白いことに初めて気づき、図鑑と見比べて「いっしょや!!」と嬉しそうに言っていました。
しかし、数時間には白さは消えみんなが知っている“カブトムシ”に変身していました。
子ども達は生き物の成長に不思議さや驚きを感じ、心を動かしていました。
子ども達は毎日カブトムシの様子を観察しています。
【4歳児クラス(にじ組) 担任】