遊びに必要な物【12月13日2歳児クラス(みかん組)】
「次の方どうぞ。」という言葉が、最近の2歳児クラス(みかん組)でよく聞かれます。
病院で経験したことを再現して遊んでいるのです。
よく見ると、ままごとコーナーにあるお玉やフライ返しなどを集めて机に置いています。
相手の子どもが「お熱です。」と言うと、「ちょっと待ってくださいね。」と言い、集めたお玉やフライ返しの中から何が使えるか探し始めました。
また別の日にも・・・
「先生見てください。」「薬飲みましょう。」「おなか見せてください。」
「足にお薬塗りましょう。」「痛くないからね。」「お口あーんして。」と、病院の再現遊びが毎日どこかで見られます。
子ども達の遊ぶ姿を見て保育者が驚いたことは、室内に置いてある玩具を聴診器や薬などに見立てて遊んでいたことです。
普段は棒状の物を穴に入れて遊んだりトングを使って遊んだりしているのですが、これらの物を見て病院で診察を受けた時に見た物に『この形なんだか似ているな』と思ったり『これを使ったらいいかも』と考えたりして使っているのです。
遊びの中で日々、何かに気付いたり学んだり試したりして遊んでいることがわかります。
子ども達の遊ぶ姿をふまえて『室内の環境をどのように変えていくか』『どんな用具や玩具、素材を準備していくか』ということを、保育者同士で意見を出し合い環境を作っていきたいと思います。
【2歳児クラス(みかん組 担任】