これなあに?【10月26日2歳児クラス(みかん組)】
10月の初旬、給食の時間にこんな一コマがありました。
その日のメニューは『秋野菜のかき揚げ』でした。
かき揚げを食べ始めた子どもが素材を「これなーに?」と保育者に聞いています。
「これはサツマイモだよ。」と応えると「じゃがいも?」と返ってきました。
そしてもう一度「サツマイモだよ。」「え?じゃがいも?」
その子にとってかき揚げのサツマイモはじゃがいもに見えたのか、はたまた『サツマイモ』と聞いて同じ‶イモ”がついている『じゃがいも』がイメージされているのかわかりませんが不思議そうにかき揚げの中のサツマイモつまみながらを聞いていました。
そこで、サツマイモが描かれているの絵本を持ってきて「これがサツマイモだよ。」と伝えました。その子は「ふーん。」と・・・
その子はその後、何度も絵本を見ながら「おいも?」「サツマイモ?。」とかき揚げを再び食べ始めました。
保育者は思いました。
『子どもが食材に興味が持った時にいつでも写真で伝えられるように準備しておこう。』
できました。
「先生、これなあに?」「これは〇〇だよ。」「ブロッコリー入っているね。」「ブロッコリー見たことある。」など、一層、子ども達と保育者との会話がはずみます。
下の写真は食べた後、写真を見ながら「食べた、食べた。」と保育者に伝えています。
下の子どもはニンジンだけを探して食べています。
食事前に写真を見てつぶやいている子どももいました。
「えー〇〇あるんだ。」
またこちらでは「うわー今日は〇〇と〇〇入っている。」
『食べることは楽しいこと。』
その一つに、食材に興味を持って食べたり様々な食材があることを知って食べたりする姿が見られるようになったみかん組(2歳児)の子ども達です。
これからも一人一人の食事への興味や意欲を大切にしながら、食事の時間が楽しいものとなるように、関わったり環境を整えたりしていきたいと思います。
【2歳児クラス (みかん組) 担任】