おいもの家族【10月20日 たいよう組】

5歳児クラスの子ども達が夏前から大事の育てていたサツマイモを掘りました。

グループの友達と一緒に一つのプランターを掘りました。

 

 

一人でつるを引っ張っても出てくる気配が感じられないと、グループの友達と一緒に引っ張ってみたり土を掘る子と引っ張る子に役割分担したりと、いろいろ考えて掘り出そうとする姿が見られました。

 

 

 

いくつかのサツマイモがつながって出てきたのを見て、「これは家族やねん。」と言っている子がいて、「家族忘れてないか、探しとく!」と掘った土の周りを丁寧に掘る姿も見られました。

土の中から細いサツマイモが出てきた時にはそれを見ていた子から「よかった!」という声も上がり、「弟がまいごになってたんやな。」とつぶやきが聞かれました。

 

 

サツマイモの株を自分の家族と同じように見立て、心配したり喜んだりする言葉に豊かな感性と表現が感じられ、嬉しく思いました。

保育室では一つ一つ手に取ってみたり触れてみたりするなど、数を数えたり重さや長さを測ったりするなど、みんなで堀ったサツマイモから概念を意識した遊びに広がっていました。

子どもの遊びを支え、そこから広がる興味・関心を大切にしていきたいと思います。

 

【5歳児クラス たいよう組 担任】