あっ!あっ!【8月29日0歳児クラス(もも組)】

0歳児クラスの子ども達は、「あっ!」「あっ!」と気になるものを指差しするようになってきました。

指差しは言葉を習得する前の赤ちゃんの非言語によるコミュニケーション手段の一つです。

 

子ども:「あっ!」「あっ!」
保育者:「(日よけネットが)ゆらゆら揺れてるね。」と、子どもの思いを保育者が言葉で返します。

 

もも指さし2

 

子ども:「あっ!」「あっ!」

保育者:「葉っぱだね!大きいね!」

 

​​​​もも指さし3

 

子ども:「あっ!」「あっ!」

保育者:「鳥だね!ちゅんちゅんって言ってるね。」

 

もも指さし2

 

子ども達の視野が広がり、気になるものがあると「あっ!」と指さしをして知らせてくれます。

成長に応じて指差しの意味が変化しバリエーションが増えていきます。

・発見したもの、興味のあるものに対して指差しをする。

・自分がほしいものや行きたい場所を伝え、それを叶えて欲しいという気持ちを意味する指差し。

・自分が気になっているものを相手に伝え、相手にも同じものを見てほしい時にする指差し(共感の指差し)。

などと言われています。

 

大人にとっては日常のことや、「こんなことに気が付く!?」という細かいことや若干の変化にも、0歳児の子ども達は敏感に捉えて大人に伝えようとしています。

指さしは、人への信頼感や豊かな感性が育まれていると実感する場面でもあります。

 

これからも応答的な関わりや話しかけを大切にし、子どもの豊かな心の動きを捉えて一緒に「あっ!」と楽しいことを見つけていきたいです。

 

【0歳児クラス(もも組)担任】