夏ならではの!!!【8月23日4歳児クラス(にじ組)】

4歳児(にじ組)の保育室にはカブトムシがいます。

サナギになってから毎日覗いては、「体の色がなんか黒くなってきた!」と変化に気づいて観察していました。

成虫になったカブトムシは子どもたちの中で”虫の王様”というイメージがあるようで、毎日観察したり、触ったりしていました。

 

かぶとむし1

 

カブトムシの周りはいつも大人気です。

「私はカブトムシ怖いねん。」とつぶやきながらも傍で友達が触る様子をじーっと見ている姿も見られます。

 

かぶとむし2

 

あまりにたくさんの子どもたちがカブトムシの周りに集まって来たので、2匹を別の場所で見たり触れたりできるようにしてみると……。

3歳児(つき組)の子どもも興味をもって近づいてきました。

「こうやって持ったらいいんやで。」と持ち方をレクチャーする姿も見られます。

 

かぶとむし3

 

5歳児(そら組)のお兄さんもやってきて「カブトムシはゼリー食べるんやで。」「角があるのはオスやねんで。」と知っていることを教えてくれています。

 

かぶとむし4

 

友達がしている様子をじっと見ていた子どもが「自分もやってみたい!」と触り始めました。

 

かぶとむし5

 

カブトムシを実際に手にもつと「見て!触れた!」と嬉しそうに教えてくれたり、カブトムシを目の高さに持ってきて足の動きや体の様子をじーっと見ていたりします。

 

カブトムシを通して自分の知っていることや気づいたこと(角を持つと良い、ゼリーを食べる、土の中に潜っているなど)を相手に伝え合う姿や、カブトムシの足がチクチクしていたり、腕にくっつくと痛いことにビックリしたりする姿もあります。

 

思わず振り払ってカブトムシに痛い思いをさせてしまい「どうやって触ったらよかったかな?」と考えるきっかけにもなっています。

 

「怖いから触らなーい!」と言いながらも友達が触っている間中、横でじっと観察している様子を見ていると、一人一人興味のもち方は違うものの、実際に傍で見たり、触れたりして感動が生まれるのだなと思います。

 

様々な生き物との触れ合いをこれからも大切にしていきたいと思っています。

 

【4歳児クラス(にじ組)担任】