そらぐみのおつかい【7月1日5歳児クラス(そら組)】

バケツ稲を植えた後、お米になったらどうやって食べたいか5歳児クラスの子ども達にたずねると、

「おにぎりにしたい。」「シャケ入れたいな。」「梅干しもいいな。」

という話になりました。

 

梅が旬の時期であること、梅干しは自分で作れるということを伝えると『作りたい!』

ということで、梅干しをつけることにしました。

梅ジュースも飲めたらと、梅シロップも作ることにしました。

 

絵本を見て材料を知り、子ども達でスーパーに買いに行きました。

 

買い物

 

グループで梅、塩、氷砂糖を分担して買います。

何を買いに行きたいか話し合うと、氷砂糖を買いに行きたいグループが多かったので

どうするか投げかけると、

「じゃあ梅にするわ。」

と、譲り合っていました。

 

スーパーでは・・・。

 

買い物

 

「こっちの梅にしよう。」

2種類の梅の中から好きな方を選びました。

 

買い物

 

写真を見ながら「こっちかな?」「これや!」と買うものを探しています。

「1,5,8」「1,7,0…」「あれ?どっち?」

税抜き、税込み価格が二つかいてあることに気が付きました。

どっちの値段かレジに行って確かめてみると、

 

買い物

 

「1,7,0やった!」

 

買い物

 

お金も自分達で入れました。

なぜ二つの価格がかいてあったのか聞いてみると、

「置いてあるものと買ったものが(実は)違うものなのかな?」

と子どもなりに考えた面白い答えでした。

 

必要なものを自分たちで買ってくることで、梅干し、梅シロップを作る楽しさや満足感がより深いものになります。

また、公共の施設での約束事を意識したり、地域の方と関わることで地域に親しみを感じたりする経験にもなります。

これからも、季節の事象や、地域や社会とのつながりを大切にしていきたいと思います。

 

【5歳児クラス(そら組)担任】