ごっこ遊び【2月6日5歳児クラス(うみ組)】
お話の世界に親しみをもち、5歳児クラス(うみ組)では『さんまいのおふだ』ごっこを楽しんでいます。
絵本を見た次の日から早速、「やまんばの家を作ろう」と数人で集まって作り始めました。
自分達で必要な材料を相談し、材料を集めることからしていました。
下の写真のお子さんは『自分の作りたいもの(やまんばの家にある糸車)は、どんな素材でつくろうかな』と絵本を持って、教材庫に見に行っていました。
最初は小さく作ろうとしていた子ども達でしたが、「自分達も入って遊べるくらい大きく作ろう。」という一言で、数人が入れるくらいの家になっていました。
お話の世界を楽しんだり製作しようとしたりする姿があったので、クラスでお話の役になって遊ぶ機会をもちました。
和尚さんが眠っているところに小僧がやまんばから逃げかえってきたり・・・
やまんばになってぴんぴんに爪を研いだり・・・
子ども達一人一人が役になって遊ぶことを楽しんだりお話からイメージを膨らませたりしていました。
これから遊びがどのように進んでいくのか保育者も楽しみです。
ごっこ遊びをするために必要なものを友達と一緒に相談しながら作ることで、共通の目的に向かって取り組む力が育まれています。
保育者は子ども一人一人の表現方法を受け止めながら、絵本やお話の世界で遊べるように援助したり環境を整えたりしていきたいと思います。
【5歳児(うみ組)担任】