ころがる、ころがす【11月7日4歳児クラス(はな、ひかり組)】
こども園では、ドングリなどの秋の自然物を使って遊んでいます。
3~5歳児クラスの保育室では板の上にたくさんのドングリを転がしてみたり、板の下からも転がり上げたりして遊んでいます。
また、箱の中に開けた1つの穴に転がして入れようとして遊んでいます。
目と手の動きの協応が必要な遊びです。
夢中になって遊んでいます。
周りで見ている4歳児クラスの子どもは「はいれ~!はいれ~!」と言って友達が遊んでいるのを見て楽しんでいます。
園庭では、雨どいや洗濯ホースを使ってドングリを転がしています。
「ここから入れてみよう。」と言って、洗濯ホースをくねくね動かしながらドングリを入れて転がしています。
もう一方では、雨どいやパイプを組み合わせて築山の上から転がしています。
雨どいの組み合わせ方を工夫する姿も見られます。
時には、ドングリがうまく転がらなくて組み合わせ方をどうするか相談しています。
繰り返しドングリを転がす中で、どうやったら自分が望む転がし方になるか工夫する姿が見られるようになりました。
『ドングリ』という一つの素材。
日々、秋の自然物に心弾ませる中で“転がす”遊びをしています。
“転がす”だけでも子ども達が考える遊びは何通りもあります。
子ども達が心弾む瞬間に保育者も寄り添い共感する中で、さらに遊びが楽しくなったり展開したりすることができるように今後も環境を整えていきたいです。
【4歳児クラス(はな組)担任)】