ザクロへの愛。【11月10日5歳児クラス(うみ組)】
先日、5歳児クラスの子ども達は秋を探しに笹原公園へ散歩に出かけました。
落ち葉や木の実を拾い、帰ろうとしていると・・・。
笹原公園の整備をしている方にザクロをいただきました。
「トゲがあるから気をつけてね。」と言われ慎重に園まで持って帰りました。
みんなに披露するのにちょっぴり緊張かな?
友達が持っているザクロに興味津々な5歳児クラスの子ども達。
話が終わり、「固いなぁ!」「このにおい、何のにおいやろ?」と言いながらザクロを眺めたり触ったりしていると粒(果肉)がポロリ。
「なんか『歯』みたい!」と今度は粒をはがすことに夢中になります。
写真は途中の状態ですが、最終的にカゴいっぱいになりました。
別の場所ではフエルトをつまんだり切ったりする姿が。
「ザクロだよ。」とにっこり。
見た直後に『作りたい!』と心が動いているのですね。
自分が知らない間にザクロがバラバラになっていることにショックを受けた子がいました。
しばらく保育者のそばでしょんぼりしていましたがすくっと立ち上がると・・・。
植物の図鑑を持ってきてページをめくりだしました。
友達も見守っています。
そして見つけた図鑑の中の「ザクロ」。
しばらくザクロのページを眺めた後、ビニール袋にザクロの実のかけらや果肉を入れ出しました。
「ママに見せるねん。」とビニール袋に入ったザクロを大切そうに眺めていました。
たとえバラバラになっても大切な物なのだと伝わります。
キラキラ輝くザクロの果実。
笹原公園の方がくださったおかげで貴重な体験ができました。
大好きなザクロにまた出会えるかな。
【みんなの先生】