とっても、だいじなこと。【1月20日】

1月17日、ささはらこども園の初めての防災・引き渡し訓練をしました。

(避難訓練は毎月行っています。)

 

火災の訓練は今まで何度もしましたが、今回は大地震を想定した訓練です。

子ども達は事前に各年齢に応じた「地震が起きたときに必要な行動」の写真やイラストの表示を各クラスの保育者が事前に用意して見ていました。

 

訓練のその時、「地震です。揺れています。頭と身体を守りましょう。」とマイク放送が聞こえ『揺れていないのに揺れていることを想定して行動すること』には驚いたり戸惑ったりする子どももいました。

でも・・・。

3~5歳児クラスの子ども達は状況がわからないなりにも、保育者の指示を聞いて『非常時』だと感じ、机の下に入ったり頭を手で覆ったりして頭を守っていました。

0~2歳児クラスのの子ども達も小さい子どもなりにも何かを感じ、保育者の体やそばにあった段ボールなどに覆われじっとしていました。

そして防災頭巾をかぶって園庭まで避難しました。

 

阪神淡路大震災から28年。

「関西には大きな地震は起きないよ。」と言われて育ち、普段から備えをしていなかっただけにあの時の激しい揺れはとても恐ろしく、今でもよく覚えています。

いつ起きるかわからない地震。

そして南海トラフ地震は必ず発生するといわれている地震。

「もし地震が起きたら…」と思うと怖いですが「もし地震が起きて」一人一人が命を守れるよう、もしもに備えて行った大切な訓練でした。

 

非常持ち出し袋

 

引き渡し訓練では保護者の皆様にご協力いただきありがとうございました。

 

【みんなの先生】