ほけんのはなし~手洗い~【9月16日保健室】
先日4歳児クラス、5歳児クラスを対象に『ほけんのはなし』をしました。
今回の内容は、手洗いです。
子ども達の聞く姿勢がとれていて、目と目を合わせて話ができることが嬉しかったです。
今回は「手洗いチェッカー」というものを使用して、普段の手洗い後の洗い残しを子ども達と一緒に見てみることにしました。
上の写真のように、手洗いチェッカーは、専用ジェルを手に塗布してから専用のブルーライトに手をかざすと、洗い残しのある場所が青く光る仕組みになっています。
『ほけんのはなし』が始まる前に手洗いを済ませているはずの子ども達の手は、どうなったでしょうか・・・。
「洗ったのにーーーー!」「げぇぇえ!」「めっちゃ光ってる。。」「うわぁぁ!」と口々に、自分の手の洗い残しに気づく子ども達。
一見きれいに見えている自分達の手。
けれど、見えない汚れがたくさんついているということを知りました。
汚れた手で目・鼻・口等を触ることで、ばい菌やウイルスが体の中に入って体調不良になってしまうことの話もしました。
手洗いチェッカーで自分の青く光る手を見た後の子ども達は、(それまで顔や髪、服等を触っていましたが)両手を宙に浮かせて「早く洗いに行きたい」といった表情を浮かべていました。
丁寧な手洗いの方法を一緒に確認した後、もう一度みんなで手を洗いました。
いつもの手洗いより、より丁寧に洗おうとする子ども達の姿がありました。
園内の手洗い場に『手洗い表』を掲示しています。
また、お子さんに丁寧な手洗いの方法を聞いてみてください。
みんなで手を洗った後、再び手洗いチェッカーに手をかざす子ども達。
「まだついてるわ」「さっきより綺麗になってる!」「爪が光ってるな」等、それぞれの気づきがありました。
何度も手を洗って確認する子もいました。
今回の『ほけんのはなし』を通して、普段の自分達の手洗いでは、十分に汚れが落ちておらず、洗い残しがあることに気づきました。
大切なことは、子ども達が自ら必要感を感じて、丁寧に手を洗う習慣をつけることです。
これを機に、丁寧に手を洗おうとする子ども達が増えると嬉しいです。
【保健室の先生】