じっくりと…(2023.3.1)

更新日:2023年03月02日

ひも通しの遊びです。段ボールの端に切り込みが入った台紙に、毛糸をひっかけていきます。可愛い布を厚紙に貼った台紙にはパンチの穴が開いていて、太めの紐を通していきます。

紐を指先でしっかりつまんで穴に通していきます。紐をつまむ指先の巧緻性や、通す穴をじっと見る注視力が遊びを通して身についていきます。

紐を持つ手が段ボールから遠いとうまくひっかけられません。また、反対の手は、毛糸をひっかけた後、裏返しにしないと次にひっかけても毛糸が外れてしまいます。どうすれば遊びやすいのかを2歳児になりに考えながら遊んでいます。

ぶらん、ぶらん。

保育室から入ってすぐの天井から吊るして飾ってみました。

「見て」「これ」「〇〇ちゃんの」と、勤務交代で保育室に来てくれる保育者に、口々に伝えていました。

注視力は、視力の成長にも関係しているようです。

指先の巧緻性は、スプーンの持ち方から箸になっていくのにそれぞれの指をバラバラに動かすことや、ハサミ、クレパス、ペンを持つことにもつながっていきます。

楽しみながら自然と成長を促す遊びを今後も遊んでいきたいです。