夏の虫!(2021.8.17)

更新日:2022年04月02日

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入園当初から観察してきたカブトムシが土の中から出てくると、子どもたちは興味津々です。「かっこいい!」「ごはん(昆虫ゼリー)食べてる!」「おいでおいで~」と観察したり、触れたりしています。

ある日、飼育ケースを見に行くと「カブトムシがいなくなってる!」とAちゃん。そこへBちゃんがやってきて、土の中を指さして「(ここにいる。)」と教えてくれました。Aちゃんは「ここにおるん?」と不思議そうにしており、Bちゃんは伝えられたことに満足そうな表情をしていました。カブトムシの観察を通して、新たな友達との関わりが生まれていました。

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また違う日には、部屋にかわいい虫がやってきていました。その虫を保育者が見つけて飼育ケースに入れていました。すると…

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興味をもった子ども達が飼育ケースの中を見て「これ何?」「知らん。」「バッタちゃう!?」と話をしています。「触りたい!」とのリクエストがあり、飼育ケースから出すと元気にジャンプするバッタ!その様子を見て「やっぱバッタや!」「すごい(ジャンプ)!」と言っては同じようにジャンプをしていた子ども達です。

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また別の日には、「ここになんかおる!」とつぶやいた子どものまわりにたくさんの子どもが集まり、興味津々で観察をしています。保育者が「ミミズだね。」と答えると、「なんでここにいるんやろ?」「迷子ちゃう?」「お母さんのところに行きたいかな?」とつぶやくかわいい姿が見られました。

園庭でにぎやかに鳴いている蝉の声にも関心をもっています。身近な虫に興味を持ち、触れたり観察したりすることで心を動かして、その不思議さや美しさ、命の大切さに気付いていってほしいと思います。