平和の話をしました(2021.08.06)

更新日:2022年04月02日

1945年8月6日から76年を迎えました。

子ども達と、平和についての話をしました。

 

子どもたちに、「今日の朝、テレビや新聞で昔の話をしていたけれど、見た?」と聞くと、数人の子が、「見た」と答えてくれました。その子どもたちにどんな話だったかを聞くと、「戦争って言ってた」「大きい爆弾が落ちたんやろ?」「怖いな」と言っていました。

戦争とはどういうことなのかわかるよう、ウサギとネコのケンカの話を聞きました。

仲直りできずに、ケンカがどんどん酷くなっていくウサギとネコを見て、子どもたちは「あかんな」「仲直りしないと」とつぶやいていました。

”戦争”では、たくさんの大切な人たちが亡くなってしまったことも聞き、周りの大切な人、家族や友達がいなくなってしまったらどうだろう?ということも考えました。

戦争の話の後には、”命”の絵本も見ました。

ご先祖様がたくさんいるという話が出てくると、絵本いっぱいにおじいちゃんやおばあちゃんの顔が。「えー!」「多いな!!」と驚いていました。「このたくさんの人達の一人でもいなかったらみんなは産まれていない」という話を聞くと、「へぇ~」と不思議そうにしていました。

話を聞いたあとには、実際に戦争のときに食べられていた”すいとん”をいただきました。

少しのおだしと醤油の入ったお汁を飲みました。

匂ってみると、「お芋みたいな匂いがする!」「おいしいかな」と言っていましたが、実際に飲んでみると「味しない」「おいしくない…」と一口で手を置く子や、「おいしい」と一気に飲んでしまう子など様々でしたが、戦争の時代の昔の味に触れることができました。