いろいろな自然や素材とのふれあい(2021.6.3)
園庭では、様々な野菜との出会いがあります。
保育者に見守られながら茎をひっぱると、根っこにたくさんのじゃがいもがついていて、とてもびっくりしていた子どもたち。根っこについているじゃがいもたちを、とても不思議そうに見つめていましたよ。そして、今度は土をたくさん触りながら、まだじゃがいもが土の中に残ってないか探してみたり、土の冷たい感触を味わうことに夢中になっていました。
また、いちごの苗にも興味津々でした。赤いイチゴを見つけて、保育者と一緒に収穫しましたよ。とれたことがとても嬉しくて、「せんせい、みてみて!」と目をキラキラさせて、喜びや驚きを伝えにきてくれましたよ。
保育室では、風船という素材と出会い、遊びました。保育者が空気を入れて膨らませると、それをワクワクした表情でそばに来て見つめていました。空気が入って膨らんでいく様子に大喜びで、保育者と目を見合わせながら、期待いっぱいに待っていましたよ。
風船を実際に自分の手で触れ、柔らかくてふにゃふにゃした感触を楽しんだり、投げて、ゆらゆら動く姿に見入ったり、色に興味を持ち、保育者が「赤い風船、イチゴみたいだね」と言葉をかけると、「これはバナナみたい」、「これは、桃!」と自分が考えた色を次々と話しに来てくれました。
いろいろな自然やものにふれあう度に、その出会いにワクワクドキドキする子どもたち。
そんな子どもたちの驚きや感動する気持ちに寄り添ったり、子どもたちが気づいたことや感じた瞬間を見逃さず、言葉にして共感しあう、心と心のつながりを、これからも大切にしていきたいと思います。
更新日:2022年04月02日