秋の虫の観察会(9月5日)
最近それぞれの保育室ではスズムシが暑さを忘れさせてくれるようないい声で鳴いています。
9月5日、昆虫館から学芸員さんに来ていただいて、虫の観察会を行いました。
7月に続き、今年度2回目の虫の観察会。今回は園庭で虫探しをしました。
最初は草の中に入るのも戸惑っていた子たちも、草をかき分けかき分け、素手で捕まえたり、カップを上手に使って捕まえたりして、
チョウセンカマキリ・オンブバッタ・ショウリョウバッタ・チャバネゴキブリ、クビキリギス、ヤマトシジミなどたくさんの虫がみつかりました。
7月にナナフシと触れ合ったのを思い出して、ナナフシにそっくりの木の根っこをみつけて一生懸命に取ろうとしている3歳さんの微笑ましい姿もありました。
遊戯室では昆虫館からつれてきてもらったキリギリスの鳴き声に耳を傾けたり、鳴き声を出しているときの様子を撮影した動画を見たりしました。
コオロギの鳴き方は威嚇するとき、縄張りを伝える時、プロポーズする時、それぞれ違うんですって!
耳がどこについているかも、子供達は初めて知って驚いていました。
リンゴドグガの幼虫を触ったり、まるまると太ったスズメガの幼虫も、「きもちい~」「ほっぺたみたい~」とたくさんの子が触ったりしていました。ずいぶん虫に慣れてきたようです。
飼うか、飼わないか、”生命を大事にする”ということを考え、どうやって飼うか、どこに逃がすか、それぞれ考える時間ももちました。
先日から先生たちがカネタタキを何匹か見つけていましたが、今日は見つかりませんでした。生の声を子供達と聴きたいですね、明日からも虫探しがより楽しみになりました。
更新日:2022年09月05日