昆虫館の出前授業(7月20日)

更新日:2022年07月27日

20日、昆虫館の方に出前授業に来ていただきました。

ダンゴムシやテントウムシ・蝶など、1学期は色々な生き物に出会ってきた子供達。

出前授業ではジャコウアゲハ・ナナフシ・ヘラクレスオオカブトに出会いました。

 

ぽぷら組の様子

ジャコウアゲハは独特のにおいがして、子供達は、実際に臭いをかがせてもらっていました。幼虫の時の様子とさなぎになった時の色の違いなどに興味をもって観察する姿が見られました。ナナフシをそっと体や頭に登らせたり、ヘラクレスオオカブトをそっと触ったりしました。

会が終わった後には、園庭に虫探しに出かけたり、もも組の子供達にジャコウアゲハのにおいについて教えてあげたりするなど、経験をすぐに生かそうと行動する年長児の姿が見られました。

 

 

すみれ組・たんぽぽ組の様子

ナナフシ、ジャコウアゲハの幼虫、ヘラクレスオオカブトを触らせてもらった後に質問タイムがありました。カブトムシを幼虫から育てていた年中組からは「幼虫の前は何だったの?」という質問が。また、先々週に羽化を始めていたセミの幼虫がいなくなった出来事を思い出し「どこにいったの?」という質問もありました。自分たちの体験から、不思議なこと、知りたいことが出てきているのを感じられました。

 

 

 

もも組の様子

幼虫やナナフシを触ってみたい子は、触り方を教えてもらって、そっと触ってみました。お部屋にいるカブトムシより大きいヘラクレスオオカブトにどきどきしながらも触ってみました。すると「かたい」「つるつる」と感じたことを教えてくれました。

静かにすると聞こえてくるセミの声について、クイズを出してもらいました。「動物の名前がついているセミですよ」と言われ、「きりん?」「ぞう!」「うさぎ?」などと答えを探して楽しみました。「正解は「くま」だよ」と教えてもらった子供達です。

 

みんなで「むしのだっぴ」というビデオも見ました。

見たことがある幼虫が出てくると「これ、知ってる」と喜んでいました。蝶・セミ・テントウムシ・バッタなど、様々な生き物の脱皮の瞬間を見るうちに(がんばれ)と真剣に見守る子供達のまなざしが見られました。

夏休みも子供達がたくさんの生き物と出会えますように。