ナミギセルって・・・?
毎年みずほ幼稚園に大量発生するあの虫さん・・・通称「かいがら虫」と呼ばれている虫さんです。ヤドカリのような殻を背負っていて、その中に身体が隠れているのですが、その身体は焦げ茶色?黒?のような色をしています。
その「かいがら虫」を今年も子供達が発見し、年長さんが調べてくれています。
この「かいがら虫」の本名は何だろう・・・とまずは名前探しからスタート。「タニシ」「ナミギセル」どっちだろう?と家で調べてきたり、図鑑を見たりしながら2日にわたり話し合いが行われ、「ナミギセル」だということがわかりました。
さて、次は、キャベツの葉っぱを食べている「ナミギセル」とはどんな特徴があるのかを皆で観察しました。
観察後、絵や言葉で表現してみました。すると、その子その子で感じた事や発見した事がどんどん表現されていました。文字がまだ難しい子には、友達が教える姿も見られていました。
幼稚園で改めて「文字を書かせる授業」はしませんが、このように、遊びや生活を通して文字に触れ学びとなる機会はたくさん設けるようにしています。
さて、最後は自分が紙に表したことを発表しあいました。友達の話を聞き、自分の経験と照らし合わせながら人への関心を深めたり、自然や環境を通して気付いたり発見したりしたことを自分の言葉で伝える中で、小学校に向けて育てたいとされている10の姿につながっていくのだと感じました。
更新日:2022年04月07日