4歳児劇遊び(1.26)

更新日:2022年04月07日

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4歳児の劇遊びももたろうの中で今日は「お爺さんとお婆さんに鬼ヶ島へ行かせて下さい」と伝える場面で遊びました。

4歳になると、ただ単に物語の登場人物になって遊ぶだけではなく、心情を感じて欲しいと願い遊びを進めていきます。

この場面でも「鬼ヶ島へ行きたい」「はいどうぞ」ではなく、ももたろうは、姫をさらったり食べ物や宝を奪った鬼を退治しにどうしても鬼ヶ島へ行かなくてはならない。どうしても助けたいという気持ちから鬼が島へ行く決意をするのです。

一方お爺さんお婆さんは大切に育ててきた大事なももたろうを、そのような危険な場所へは行かせたくないと思うのです。この双方の気持ちを感じて欲しいと願って遊びを進めていきました。

すると、初めはただ「行かせて下さい」だけだったのが、繰り返し遊ぶうちに、「一番かわいい姫がさらわれたから助けに行きたい」「大きくなったからもう大丈夫」「絶対に帰ってくるから」などという言葉がどんどんと増えてきたり、初めは笑いながら言っていたのが、次第に真剣な表情で一生懸命に伝えようとする姿が見られたりと子供達の姿が変わってきました。

こうして遊びを繰り返す中で「よし!鬼退治に行くぞ!」とお爺さんお婆さんに行ってきます!」と気持ちも高ぶり旅立つところで今日の遊びは終わりました。

さあ、明日はどんな遊びが待っているかな?