伊丹市教育委員会指定研究発表会(2022.11.25)
冬の足音が聞こえてくる季節となりましたが、日中は暖かい柔らかい日差しが降り注いでいます。そのような気候の中、本園にて伊丹市教育委員会指定研究発表会を行いました。
市内の公私立就学前施設の職員、小中学校の教職員、教育委員会の方々、また、市外の園からや保育職を目指す学生の方など、たくさんの方がご参加くださいました。
午前中の公開保育では、研究テーマ「心動かし育ち合う子供を育む -子供のやってみたい気持ちを実現するための教師の関わりと環境構成の工夫-」のもと、戸外遊びや室内遊び、また遊びの振り返りの時間やクラスでの時間などを通して、子どもたち一人一人が自分の「やってみたい!」を見つけ、やりたい遊びにじっくり取り組んだり、友達に自分の思いを伝えたり、自分たちで遊びや生活を進めたりする姿を参観していただきました。




本園では、全職員での語り合いを大切にし、子どもの姿を多面的に見ていくことで幼児理解を深め、子どもの興味関心、やってみたい気持ちを捉えると共に、幼児理解に基づいた環境構成や心動かした瞬間を捉えてタイミングよく支援していくこと、また遊びや活動の振り返りの工夫を重ねていくことなどを通して、子どものやってみたい気持ちの実現に向けて取り組みを重ねてきました。






午後からの全体会では、研究担当や各担任から研究発表・実践発表を行い、2年間の研究の取り組みを報告しました。そして、講演会で講師の兵庫教育大学 准教授 鈴木正敏先生よりご指導、ご助言をいただきました。


本研究会での学びを今後につなげ、これからも子どもも教師も安心して自己を発揮し、それぞれの「やってみたい!」を大切にできるよう同僚性を高めながら全職員で引き続き研究、保育に取り組んでまいりたいと思います。
更新日:2022年11月30日