第2回園内研究会(2022.6.16)
講師の先生にお越しいただき、第2回園内研究会を行いました。
午前中は雨だったので予定していた戸外遊びを室内遊びに変更し、各クラス室内遊びとクラス保育の様子を見ていただきました。

クラス保育では、5歳児そら組は園外保育で昆虫館に行った経験から昆虫館で見た虫や身近な虫により興味が広がっているという子どもたちの実態から保育を展開し、この日は昆虫の製作をしている姿を見ていただきました。
蝶やナナフシ、ムカデ、クワガタなどそれぞれが自分の虫にこだわりをもち、試したり工夫したりしながら製作に取り組んでいました。また、子どもたち同士で互いの虫を見合ったり、困っていることを共有してどうしたらよいかを考え合うような姿も見られていました。
4歳児ほし組は、5月頃からみかんの木で見つけたアオムシをクラスで飼育しています。子どもたちはアオムシが成長する様子に関心をもち、蝶になる成長過程をみんなで見て、その成長を喜び、共有してきました。この日は、そのような子どもたちの興味関心から、クラスで飼育している蝶のするちゃんの表現遊びの様子を見ていただきました。
するちゃんという名前は子どもたちが名付けました。クラスみんなでするちゃんに思いを寄せ、のびのびとするちゃんごっこを楽しんでいました。



3歳児はな組は、これまで律動やダンゴムシ、カタツムリなどの表現遊びを繰り返し楽しんできました。そこで、この日はこれまで親しんできた動きを安心して楽しみながら、身近な生活や経験から散歩をテーマにしたストーリーのある律動をしている様子を見ていただきました。
大好きな先生と一緒に思いきり体を動かして楽しむ姿が見られていました。
午後からの研究協議会では、講師の鈴木先生から実際の子どもの姿をもとにご指導いただきました。
鈴木先生には昨年度から引き続きご指導いただいていることもあり、昨年度からの子どもたちの変化や成長を教えていただき、私たちも子どもの育ちを振り返り、どのような力が育ってきているかを改めて意識することができました。
そして、事例研修も行い、その実践の中でどのような教師の援助や環境構成がよかったのかというポイントを皆で振り返ることができました。
今日ご指導いただいたことを明日からの保育に活かして実践を重ねていき、次回8月の園内研究会につなげていきたいと思います。


更新日:2022年08月22日