しっぽとり

更新日:2022年08月12日

5歳児さくら組では、5月下旬頃、木の葉をズボンにさしで遊んだことをきっかけに「しっぽ取りをしたい」という気持ちが生まれました。

「チームに分かれよう」「ドッヂボールみたいにしかく(コート)を描こう」これまでの経験を元に、自分たちで遊び方を考えていきます。

段々と参加する子供たちが増え、遊びにスピード感も生まれてきました。「スタートの合図(ホイッスル)もやろう」「コーンを置いてぶつからないようにする」・・・など、仲間が増えると、新しいアイデアが次々に出てきました。

6月中旬ごろから、クラスの皆で取り組み始めました。チーム分けでは「同じ人数にしないと」と両チームの人数を数えて調整し遊びの公平性に気付いていました。また、「皆でするとちょっと怖いなぁ」「新しい遊び方、思いついた」という呟きがあると、その都度皆で「どうする?」と考えます。そして、「やってみて決めよう」と考えたこを実際にやってみて、自分たちのルールを考えることができるよう進めてきました。

遊びを繰り返しながら、3つの遊び方が決まりました。

「いろいろな場所でやってみたい」という気持ちも生まれ、園庭でも取り組みました。自分たちが楽しんでいる遊びを、参観日でお家の人にも見てもらおうと話し合って決めました。

ゲームの進行も代わり合って、子供たちで進めていきました。

最後にはお家の人同士の対決!子供たちの応援にも熱が入りました。

他のクラスの子供たちも歓声を聞きつけて椅子を並べて応援していましたよ。

 

 

遊びの後は、クラスで今日の遊びを振り返り、感じたことや自分が頑張ったことを話しました。話し合いを重ねる内に、自分の気持ちだけでなく、友達の思いを汲んが発言も増えてきています。

今後も、子供たちのやりたい遊びを子供たち自身が考え試しながら主体的に進めていくことができるよう、取り組んでいきたいと思います。