おにぎりおいしい‼(11月2日)
5歳児が6月に植えた稲が生長し少しですが、稲刈りをすることができました。収穫した稲のもみ殻を取り、脱穀した米を使っておにぎりを握り新米を味わいました。
稲から、もみを手で1粒ずつバラバラにしている時に「昔の人は、こうして手でしていたんだよ。」と保育者が話すと「昔の人は、大変だったんだね。」「機械があったらよかったのに…」と子ども達同士で話していました。
すり鉢に入れてボールやすり棒でゴリゴリして、もみ殻を取っています。
すり鉢の中にあるもみ殻を取るために、「ふーふー。」と吹いています。何度も吹いていると口の中にもみ殻が入ってしまい取るのに大変そうでした。
もみ殻を取り玄米になると食べたい気持ちが膨らみ新米クッキングの日を楽しみにしていました。
今日は、新米クッキングの日です。子ども達は、心弾ませながら米を研いだりおにぎりを握ったりしました。
グループごとに米の入ったボールをもらうと、米を研ぐため、水を入れに行きます。どの位水を入れようか慎重になっていました。
誰から米を研いでいくか話し合う子ども達。あるグループは、「ジャンケンで決めよう。」と6人でジャンケンをして決めていました。また、どうしたらみんな同じ時間研げるかということを考え、10までの数を数えて交代するグループも見られました。
米を落とさないように、手で米を抑えてゆっくりとボールを傾けて研ぎ汁を捨てていました。
研ぎ汁を見て、「カルピスみたい。」とつぶやいていました。
炊飯器に水を入れて炊こうとする様子を近くで見ようと集まっています。炊き上がると、「いいにおい。」「いつもと違うにおい。」と匂いを嗅いでいました。
子ども達はどのようなおにぎりを握ろうか考えながら握っていました。おにぎりの形は、雪だるま、クマ、大きな丸、ハートなど自分だけのおにぎりを作っていました。
「おいしい。」「もちもちしてる。」と自分で作ったおにぎりを食べながら友達と満面の笑みで話をしていました。
自分たちで苗から育てて調理したことは、米の生長や研ぎ方、炊き方を知ることができるよい機会だったと思います。これからも、食に関する様々な経験を通して食べ物に興味を深めていってほしいと願っています。 【職員室職員】
更新日:2022年11月02日