平和のおはなし(8月6日)

更新日:2021年08月06日

絵本

今日8月6日は広島に原爆が投下された日です。

5歳児の子ども達と一緒に平和について話をしました。

 

読み聞かせ
平和の本

絵本を読むにつれ、「平和のお父さんは子どもと遊んでるけど戦争をしている時のお父さんは戦ってる!」「戦争している時はいつ敵が来るか分からんからみんなで一緒にご飯食べられへんねん」などと子ども達なりに考えながら戦争をしている時の暮らしと今の暮らしが違うことに子ども達は気付いていました。

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食べていたもの

また、戦争の時に食べていたご飯を伝えると「虫食べてたん?まずそう!」「これだけ!少な!」等と驚く子ども達。

今日は実際に何も味付けをせずに小麦粉を丸めてゆがき、お湯に少しだけの醤油を入れただけの『すいとん』をいただきました。

食べている所
すいとん

最初は「まずそう!」「食べたくない!」と子ども達は呟いていましたが「みんなは朝、昼、夜、美味しいものたくさん食べられるもんね。でも戦争中はこれだけの食べ物しかなくて、ずっとお腹がすいていて少しの食べ物を大切に食べていたんだよ」と伝えると「やっぱりちょっと食べてみよ」と子ども達の気持ちが自然と変わりました。

「全然味ないな」「なんかジャガイモの味するわ」とそれぞれ何かを感じながら少しずつ口に運んでいました。

 

今の子ども達の生活の中ではとても感じることのない戦時中の生活に少しだけ触れ、「戦争の時はこんな生活だったんだ」と想像しながら『平和』について考える機会になりました。

【5歳児担任】