赤ちゃんが生まれた!!(7月16日)
保育室で飼っていたダンゴムシに赤ちゃんが生まれました。
「赤ちゃんが生まれた!!」と子ども達の興奮した声が保育室に響き渡り、
みんなで飼育ケースを囲んで赤ちゃんダンゴムシを食い入るように観察しています。
白くてとても小さな赤ちゃんを、目を凝らして見たり、指先にのせてみたり。
お母さんダンゴムシも手のひらに乗せてみています。すると、まだまだたくさんの
赤ちゃんダンゴムシがお母さんから出てくるので、興味を持った子ども達はお母さん
ダンゴムシをひっくり返してお腹を見てみることにしました。すると・・・
お母さんのお腹にはたくさんの赤ちゃんがぎっしりとくっついていました!
「なんか、『オギャー、オギャーって聞こえるな!」との子どものつぶやき。
きっと心の声が聞こえたのですね。
その後、お母さんダンゴムシと赤ちゃんを一匹ずつ摘んで飼育ケースに入れると、
「僕たちで育てような!」と言って、ダンゴムシについての本を持ってきては赤ちゃんは何を
食べるか等について調べていました。
さらに園庭に出ると、石を集めたりケースの中の土を湿らせたりしてダンゴムシ親子
の住みよい環境を整えてあげていました。
ダンゴムシの赤ちゃん誕生を通して、子ども達に色々な気付きや発見、そして学びが
あったようです。今後も身近な生き物に触れながら、心弾む経験ができたらいいなと
思います。【4歳児担任】
更新日:2021年07月16日