どうなるのかな?(5月31日)
室内の製作コーナーでは絵の具が用意されており、絵の具を楽しむ子ども達の姿が見られています。
机に座って小さい紙に描いたり、床に座って大きめの画用紙に大胆に絵を描くなど、
手や筆を使って子ども達がそれぞれ描きたい方法で絵の具で遊んでいます。
指で直接絵の具を塗る子ども達は、指に絵の具を付けた感触が不思議だったのかパレット上でいくつかの色を指に付けていました。その後、画用紙に塗った際には塗った色の上からさらに色を塗り重ね、塗ることに夢中になっています。
二本の色がついた筆を両手で持つと、画用紙ではなくカップの中で色を混ぜていました。保育者が「どんな何色になった?」と聞くと「ん?みどりー!こっちもみどり!」と驚いた表情をしていました。
筆と指とでは画用紙の色の付き方が異なるということや、色を合わせたら色が変わるということなど、絵の具を通して子ども達は気付き、さらにやってみたいという気持ちが芽生えています。
筆を一本で塗るというだけでなく、「二本使って塗ってみたい!」や「色を混ぜてみたい!」というような子ども達が思う「やってみたい!」と言う気持ちを大切にしながら、環境を用意しています。「やってみたい!」という気持ちは同じ遊びでも毎日異なり、一人一人によっても異なるため一緒になって感じた事や気づきに共感しています。【3歳児 担任】
更新日:2021年05月31日