カルタ取り
5歳児はカルタで遊んでいます。
初めは個人のカルタを使って、保育者が読み手、子どもらは自分のカルタを取る、というところから始まり、今はグループ対抗で遊んでいます。
誰のカルタで遊ぶか、グループ内で取る順番はどうするかをまずはグループで話し合ってからカルタ取りスタートです。
どの子も真剣な眼差しでカルタに向き合っています。
「ぬとめ、似てる!」「え?これ、わ?れ?」など、似ている文字に気づいたり違いにも注目したりしながら遊んでいます。
そしてグループ対抗で遊ぶことで、自分が取れると嬉しいのはもちろんですが、同じグループの子ども達もまるで自分が取ったかのように、「よっしゃ!」「やったね!」と喜び合う姿があります。また、カルタを取れなかったときにも、友達の悔しい気持ちを感じ取り、「ドンマイ」と声をかけたり、「次、取るから!」と励まし合う姿も増えました。
昔からある日本の伝統的な遊びに触れる中で、自然と文字への興味や関心が育まれています。また、グループで遊ぶことで、自分がたくさん取れたことや勝ち負けにこだわるだけでなく、仲間と一緒に嬉しい気持ちや悔しい気持ちを共有していくことで、友達とのつながりも深まっているように感じます。【5歳児 担任】
更新日:2022年01月20日