これ何?(1月11日)

更新日:2022年01月11日

伊丹市幼児教育ビジョンに、幼児教育の中で大切にしたい3つのキーワードがあることをご存じでしょうか?「愛情」を土台にしながら、おとなの温かなまなざしで子どもの成長を見守り、自然にふれて自然を好きになり、「自然」を大切にする心を育み、温かく、美しく、豊かなことばに包まれる環境を通して、「ことば」の豊かな育ちを支えます。今回は、「ことば」について少し感じたことをお伝えさせていただきます。

これなに

 玄関に5歳児が絵付けしたひょうたんを展示しています。「これ何?」と言って不思議そうに見つめる1歳児。「ひょうたんだよ。」と保育者が言うと同じように繰り返して言います。
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これなに

今日の給食の豚汁にはたくさんの具材が入っていました。一つひとつ手に取り「これ何?」「これ何か知ってる?」と保育者に聞きます。​​​​​​「こんにゃくだよ!」と言うと「こんにゃく!」とつぶやきながら口に運びます。
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かして

職員室に置いているブービーカーを取りに行くと「かして!」と職員室の先生に伝えようとする姿が見られます。周りの人と言葉のやりとりを楽しむ姿が見られます。

冬の休みが終わり言葉や仕草で自分の思いを伝えようとする姿が増えたように感じます。お家の方々との関わりの中でたくさんの「ことば」にふれ、やりとりする楽しさを感じられたのでしょうね。これからも子どもの思いを受け止め温かな語りかけを通してコミュニケーションの基礎を育んでいきたいです。【1歳児担任】