園長挨拶

更新日:2026年04月02日

    本園の教育目標は、「心豊かにたくましく生きる子どもの育成」です。

    昨年度末の進級を控えた時期に、どんな年中児または年長児になりたいかを、子どもたちに尋ねてみました。そこで出た一人一人の子どもの、「次の学年になったら、こんなことをしてみたい」「こんなお兄さん、お姉さんになりたい」という、胸の奥で誇らしく芽生えた「期待」や「憧れ」を、教師の願いと共に、今年度の「めざす子ども像」としました。

    幼稚園の生活の中心にあるのは、いつだって子供たち自身です。大人はつい目的地までの〈最短ルート〉を教えてしまいがちです。しかし、子どもたちが生きていくこれからの未来に必要な力は効率よく歩くことだけではないと考えます。自分で考えてみること、勇気を出してやってみること、失敗したり間違えたらやり直してみること、それでも上手くいかなければ、いちから考え直してみること。そして、一人では難しい時に、友達と助け合うこと。時間がかかるように見えるこの〈回り道〉こそが、子どもたちの心を耕し、しなやかで折れない〈たくましさ〉を育む、何より大切なプロセスだと考えます。この試行錯誤のプロセスこそが、子どもたちが生涯を歩んでいくための揺るぎない土台となるのです。

    子供の「今」だけでなく「未来」に目を向け、一人一人の個性が輝く保育を全教職員で創造してまいります。

    今年度も本園の保育活動に、ご理解とご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

令和8年(2026年)4月1日

伊丹市立伊丹幼稚園長 大米 美初香